• うめざわしゅん

ワンス・アポン・ア・タイム

気温がどうもはつきりしないので気分もなんだかはつきりしない。

重い腰を上げてタランティーノの新作を見てきたが、贅沢で退屈な映画だつた。退屈といふのが人生で最も贅沢なシロモノなのだからこれは冗語かもしれない。3時間弱の退屈に1900円(と機会費用)。

もはや映画館で映画を観るといふのは格差の下の方の人間の娯楽ではないなァ。実際劇場はスカスカで中年以上ばつかり。都会ならともかく地方の若者は見に行かないだらうな、天気の子とかぢやないと。

そんで映画の退屈ではない部分はどうだつたかと言ふと「ガッカリ」の一言だつたので、これなら純粋に退屈のみに金を払ひたかつたな、といふのが率直な感想。

それにしても、もうすつかり過去を懐かしんで昔話をするお爺ちやんとなつたタランティーノを見て自分が歳を食つたことを実感しました。

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